リハビリテーションのご案内
柏Handクリニックでは、作業療法士(OT)によるリハビリテーションを提供しています。
作業療法のひとつの分野としてハンドセラピィが位置付けられており、当院ではハンドセラピィを中心に、多様な疾患の患者様のリハビリテーションに対応しています。
作業療法・ハンドセラピィ
怪我や症状に合わせて評価を実施し、患者様個人に適したリハビリテーションを行います。
手は繊細で精密な部位であるため、手の複雑な運動をサポートし、リハビリテーションを通して早期回復を促します。
損傷された手の機能の回復を目指すとともに、「生活する手(できる手) Useful Hand」という手本来の機能を考慮しながらプランニングします。
主なリハビリテーションの内容
- ① 関節可動域訓練:動きに制限のある関節の改善を促します。
- ② 筋力増強訓練:低下した握力やつまむ力の回復を促します。
- ③ 巧緻動作訓練:つまむ・はさむなど母指や手指の細かい運動の獲得を目指します。
- ④ スプリント(装具)作製:部位や目的に合わせて患者様個人に適したものを作製します。
そのほか、筋肉などのストレッチ、手の感覚検査などさまざまなことを行います。
ご自身でも獲得された機能の維持・改善をできるように、セルフエクササイズを提案し、ご自宅で簡単に楽にセルフエクササイズができるよう、方法や手順、回数などお伝えします。
また、段階的に強度等を設定してより効果的に行えるようにサポートします。
最後に…
怪我によって、「朝起きたらうまく指が動かない」「グー・パーができない」といった関節そのものの動きに関することや「箸を上手に使うことができない」「タオルをしっかり絞ることができない」など日常生活の中で支障のあることに対してのリハビリテーションを行います。
さらに、「腫れている」「指先が冷たい」「手の色が悪い」「感覚が鈍い」など手の外見や症状に関しても、しっかりと評価し、可能な限り対応します。
手のことで心配なこと・聞きたいことなどありましたらお気軽に作業療法士へお問い合わせください。
一緒に悩み、そして一緒に解決していきましょう。